まるくめもり。

カフェがすき。ごはんとおやつとおさんぽと。

作りおきを考える ①目的と続かない原因

しばらくサボっていた作りおきを、最近またはじめてみた。サボらず続けることができるよう、わたしが作りおきをする目的を明らかにした上で、続かない原因とその対策を考えていくための記事を書こうと思う。今回は目的と続かない原因について。

f:id:marukumma:20170828165248j:plain 作りおきおかずを詰めたお弁当

作りおきをする目的

毎日作れるのが一番だと思う

わたしは、作りおき大好き!作りおきがしたい!というモチベーションで作りおきに臨むのではない。料理は好きだし、食べることはもっと好きだ。可能であるならば毎食栄養バランスを考えて献立を考え、一番だしをとって一汁三菜の和食を小皿に並べていただきたい。 が、料理の他にもしたいことはあるし、仕事もあるし、当面の間は(多分今後もずっと)「料理のことだけ考える」生活はできない。他のさまざまの条件とごはんへのこだわりを考えた結果、妥協点として作りおきという選択肢があると思う。

ちゃちゃっとお弁当の準備がしたい

我が家では、朝起きてから家を出るまでの「朝の時間」はきっかり1時間。 不器用なわたしにとっては、ごはんを詰めて、少し冷まして、おかずを詰めて、写真を撮って、だけでお弁当に使える時間は終わってしまう。朝ごはんを食べている間にグリルやフライパンで焼いておく、くらいの調理が限度なので、だいたいのおかずを前日までに用意しておく必要がある。

消極的な外食を減らしたい

帰りが遅くて、疲れていて、体調を崩していて、なんだかやる気が出なくて、ごはんを作りたくない時がある。こんな時、傷みそうな野菜と向き合うのが億劫でつい近所のレストランやスーパーのお惣菜に頼ってしまう。そのレストランのメニューが食べたかったのなら良いのだが、食べたくないものに高いお金を払って満足できないのはコスパが悪いし、塩分や脂肪分の摂取量を考えてもあまり良いとは言えない。調理済みのごはんが家にあれば、無駄な出費を減らして満足度を高めることができる。

彼にきちんとごはんを食べてほしい

最近ホットヨガ教室に通いはじめた。仕事に行って帰りに教室に行くと、帰宅時間は20時をまわってしまう。わたしは夜ごはんを食べずに寝てしまうが、同居している彼はそうはいかない。わたしの都合で彼の夜ごはんがお惣菜やインスタント食品になってしまうのは申し訳ないので、ヨガ教室に行きはじめる前くらいのごはんを用意したい。

作りおきが続かない原因

まいにち時間をかけてごはんを作るのも難しいけれど、作りおきもそれはそれで難しい。今回は難しいところを挙げてみて、後続の記事でそれをどう乗り越えようとしているか書くつもり。

献立を考えるのが大変

3日だったり1週間だったり、ある一定の期間分の献立を一気に考えるのははっきり言って面倒くさい。そのうえ、途中で腐ってしまってはたまらないので、日持ちを考えたレシピを選ばなければならず、同じレシピを使いまわしがちになる。

買い物の量が多い

その日の分だけなら仕事帰りにスーパーでちゃちゃっと買うことができるけれど、数日分となるとスーパーから家までの道のりが結構つらい。今は2人暮らしだからいいけれど、これが4人家族とかだったら大変だろうなあと思う。

所要時間が長い

作りおきで一番有名なのはwebサイト・レシピ本ともに『つくおき』だと思うが、この『つくおき』も、その他の巷で流行しているレシピ本も、週末に1週間分を完成させようとするものが多い。『つくおき』の『週末まとめて作り置き・常備菜レポート』を見ると調理時間80分前後のものが多いけれど、初心者はこんなに手際よく作れないし、途中で休憩したくなるし、もっと時間がかかるよなあと思う。

『週末まとめて作り置き・常備菜レポート』にはおかずを作る手順書までついている(どのおかずをどういう順番で調理すると効率的かが書いてある)が、このおかずセット以外の作り置きを入れようとしたら自分で手順を考えなければいけなくなって、さらに時間がかかる。下手したら週末の片方は作りおきで消える。たまに気合いを入れて挑戦してみるくらいなら良いけれど、習慣化するのはちょっとハードルが高いんじゃないだろうか。

賞味期限の管理が面倒

作りおきは、「日持ちするレシピを探す」⇨「それぞれのレシピの日持ちを考えながら献立を考える」⇨「日持ちする食材を買う」⇨「調理する」⇨「期限までに消費する」というサイクルをまわしていく必要がある。食材だけでなく、作ったものの賞味期限も管理する必要が出てくる。管理するべきものが増えるので頭を使う。疲れる。使いきれなかったものがあったりするともうやりたくないーってなる。

食べられるものが限られる

「献立を考えるのが大変」と同じような話だけれど、たとえば、生モノは買い物した当日だけとか、汁気の多いものは保存に向かないとか、食べられるものに多少制約がかかる。わたしはいつも「お弁当にいれられるかどうか」を気にしながら料理をしているからこの制約はさほど気にならないが、買い物をするとき、献立を考えるとき、選択の幅が狭まるとちょっとやりづらくなる気がする。

「今日はあれが食べたいな」と思ってももう変えられない(既に作りおかれているため)というのも人によってはマイナスポイントかもしれない。まあでも、これは逆に、「今日はなににしようかな」と毎日悩む必要がなくなるということでもあるから一長一短かな。

おわりに

書き出してみたら、思っていたよりも続かない原因が多かった。そりゃサボるよ、という感じ。次回以降の記事で、続けるために気をつけていること、とか、続けるためにこれからどうしていこうか、とか、書いていきたい。